Trend Summit 2013 - 2014

トレンド総研では、毎年12月に、生活者への意識調査結果やメディア動向などをもとに、その年のトレンド分析および、翌年のトレンド予測を実施しています。

本年は、『トレンドサミット2013 - 2014』と題し、商品ジャーナリスト・北村 森 氏をゲストにお迎えした「トレンド座談会」や、各分野の有識者への「2014年のトレンド予測インタビュー」を実施いたしました。

2014年注目のキーワード IT

田中章雄氏
答えてくれたのは大野 恭希 氏
ガジェットをテーマにしたブログメディア「ギズモード・ジャパン」の編集長。
1983年北海道生まれ。2008年メディアジーン入社。「ギズモード・ジャパン」にたずさわり、副編集長を経て、2012年5月より編集長に。
編集長を務める「ギズモード・ジャパン」は、アメリカのブログメディア運営会社Gawker Media社が運営する世界有数の人気サイト「GIZMODO」の日本版。ガジェット・ファンからの支持を得て、月間6,900万PVを誇る。コンピュータやスマートフォン、家電製品などのガジェットに関する話題を中心に、本当に面白い情報、役に立つ情報をセレクトして発信している。

Google Glass(グーグルグラス)

「ギズモード・ジャパン」では、2013年12月25日に「ガジェット総選挙2013年」の結果発表をしました。読者の投票により注目ガジェットをランキング化した本企画で第1位となったのが「Google Glass」です。発売前のガジェットということもあり、正直なところ少し意外な結果でした。裏を返せば、それだけ注目度が高いということですね。
“ウェアラブルデバイス元年”とも言われた2013年。ブレスレット型アイテムのFuelBand、Jawbone UP、Fitbitなどが話題を集めたのが印象的でした。さらなる飛躍の年になるであろう2014年には、より様々なシーンでウェアラブルデバイスが注目されることになると思います。その中心的存在となるのが「Google Glass」だと言えるでしょう。今も、その機能だけにとどまらず、マナーや使用ルールなどにも議論が及んでいます。ウェアラブルデバイス市場全体にインパクトを与え得る存在と言っても過言ではありません。その動向に注目です。

動画コンテンツ

“動画の年”とも言われる2014年。各方面での動画コンテンツへの注目の声も、よく聞きます。快適な通信ができるLTEの登場とモバイルデバイスの進化により、移動中の動画視聴におけるストレスが改善されつつあることも、注目度の高まりを後押しする一因でしょう。
僕も毎日「YouTube」の動画を見ていますが、コンテンツの多さにビックリしますよ。僕の周りには、マクロ経済の講義動画を見て勉強しているなんて友人もいるほどです。また、量だけではなく、クオリティの高い動画も沢山あります。僕がよく見ている瀬戸弘司さんの動画も、とても面白いです。企業とのタイアップ動画なんかもありますが、商品特長を上手に伝えているなと感じます。今後、ネイティブアドとしての利用も増えるかもしれません。10数年ほど前にブログが注目を集めた時と同じような形で、動画を「コンテンツ」と意識しないで投稿する人が急増するということもあるかもしれませんね。

メッセンジャーアプリ

IP電話やテキストメッセージといった、コミュニケーションツールを提供するアプリが「メッセンジャーアプリ」です。代表的なところでは、日本において圧倒的な存在感を誇る「LINE」。市民権を得るや否や、ユーザー数を急速に拡大させました。
このメッセンジャーアプリですが、2014年を迎えると、業界全体がにわかに活気づいてきました。「WhatsApp」、「Viber」という2つの代表的なメッセンジャーアプリを、Facebookと楽天がそれぞれ買収。今後の動向に注目が集まっています。また、そんな中で、『「LINE」が企業向けにAPIを公開』というニュースが飛び込んできました。「LINE」でスタンプをおくると、タクシーが迎えに来る。そんなサービスも可能になるのです。2014年、メッセンジャーアプリ業界に大きな変化が生まれるのでは?そんな期待を抱かされます。