Trend Summit 2013 - 2014

トレンド総研では、毎年12月に、生活者への意識調査結果やメディア動向などをもとに、その年のトレンド分析および、翌年のトレンド予測を実施しています。

本年は、『トレンドサミット2013 - 2014』と題し、商品ジャーナリスト・北村 森 氏をゲストにお迎えした「トレンド座談会」や、各分野の有識者への「2014年のトレンド予測インタビュー」を実施いたしました。

2014年注目のキーワード 食

土屋美和子氏
答えてくれたのは土屋 美和子 氏
生活情報誌「レタスクラブ」の編集長。
1968年神奈川県生まれ。1991年婦人画報社入社以来、福音館書店、マーサ・スチュワート・ジャパンにて、女性誌、児童書の編集に携わる。2003年角川SSコミュニケーションズ入社後、「レタスクラブ」編集部に。2006年2月には、同誌編集長に就任。
「レタスクラブ」は、業界随一のレシピ掲載量を誇る生活情報誌。「毎日忙しくても家族においしいごはんを食べさせたい、快適な暮らしを送りたい…そんな読者を応援する」をコンセプトに、身近な材料で手軽においしくヘルシーに作れるレシピや、美容、健康、家事のコツ、貯蓄・節約といった情報を掲載。

サラダ革命

家庭で食べるサラダに変化の兆しが見られます。それを象徴するのが、新発売となる2つの「粉末タイプのドレッシング(粉ドレ)」。味の素「Toss Sala(トスサラ)」と「キユーピー 彩りプラス+」です。 ついついマンネリ化しやすいサラダですが、これらの粉ドレを使えば、“かけた時の見栄えの良さ”や“トッピングによる食感の変化”を楽しめます。その時の気分でフレーバーを選べる、1回使いきりタイプという点も特長です。これまでは、「大きめのポーションで購入する」というスタイルが一般的だったドレッシングやマヨネーズですが、その常識を変える商品になるかもしれません。
健康意識に支えられてきたサラダ人気。手軽にさまざまな野菜が摂れる「カット野菜」も昨年から人気を集めていますが、より楽しんでサラダを摂りたいというニーズが強まっているようです。

おうち和食

2013年12月、「和食(日本人の伝統的な食文化)」が、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。2014年は、「和食」への関心が高まることが予想されます。 こうした流れを受けて、「和食」を意識した新商品も続々と登場していくでしょう。例えば、2014年4月に発売されるサントリー酒類の「和膳」は、“和食専用の生ビール”を謳った商品です。和食の味わいを引き立てる、“繊細なうまみ”と“やさしい口当たり”に仕上げたと言います。 一汁三菜のスタイルが急速に広まるとはいかないかもしれませんが、家庭で「和食」を取り入れる機会は増えそうです。

パン系スイーツ

「Eggs'n Things」、「bills」といった人気店の日本上陸をきっかけに、ブームを迎えた「パンケーキ」。今なお、女性を中心に根強い人気を見せていますが、これに続く「パン系スイーツ」が続々と注目を集めています。
「フレンチトースト」は昨年なかば頃から、“ポストパンケーキ”と言われています。「ホテルオークラ東京」の「欧風料理 オーキッドルーム」のこだわりの「フレンチトースト」が話題になったのを覚えている人は多いでしょう。また、「ドミニク・アンセル・ベーカリー」というニューヨークの人気店の登場が火付け役となった「クロナッツ」に関する話題も、最近よく見かけるようになりました。 馴染みの深い「パン」を使った“味の安心感”と、高級感の演出などによる“目新しさ”が、人気の要因のようです。