SNSを長時間利用する10代、特に女性はうつ病になるリスクが高いという英国の研究が「ソーシャル鬱」のキーワードとともに拡散しています。ソーシャルメディアの過度な使用が及ぼす悪影響はこれまでも議論になってきましたが、最近ではこうしたトピックが話題になると、うつ傾向になることに対する共感の声が多く上がるようになりました。生活と切り離せないツールとなったことで年々深刻化する問題に、世界各国で警鐘が鳴らされています。
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テレビ・新聞・雑誌・WEBニュースなどのマスメディアとTwitterやブログなどのソーシャルメディアを分析し、今世の中で話題のキーワードをピックアップしてお届けしています。
- 2019.01.14ソーシャル鬱
- 2018.12.17小型おせち
今年、これまで以上に反響が高まっているのが、小さなおせち料理。ひとり暮らしを主なターゲットとした小さな重箱に詰められたものや、かまぼこ、伊達巻といったおせち料理の定番料理が少量・低価格でばら売りされたものなど、小型化が進んでいます。正月前の試食用に販売されている小さな「おためしおせち」も人気に。時代の流れを反映してきたおせち料理が、作るものから“買うもの”に徐々に変化し、売上を伸ばしています。
- 2018.12.10アドレスホッパー
アドレスホッパーとは、特定の住居を持たず、友人宅や民泊など多拠点を住み移る生活スタイルのこと。働き方の多様化などを背景に実現可能になったスタイルで、ミレニアル世代を中心として徐々に増加しています。“持たない”ライフスタイルが支持される現代において、シェアハウス、カーシェア、バッグシェアなど、シェアリングエコノミーはますます拡大しています。こうした環境を追い風に、今後、暮らし方においても多様なスタイルが生まれることが予想されます。
- 2018.11.26グレイヘア
白髪を染めないスタイルを指す「グレイヘア」。昨年後半から注目が集まり始め、シニア雑誌の特集は大反響を得るほど。今春に関連書籍が発売されたことで一躍話題になりましたが、年末に向けての流行語や振り返りに「グレイヘア」が挙がったことをきっかけに、改めて幅広い世代から話題を集めています。ありのままの自分を隠さず、美しさとして捉えるという世相を反映した考え方は、特に女性から多くの共感を呼んでおり、新たなスタイルとして今後支持されていきそうです。
- 2018.11.19終活年賀状
翌年から年賀状のやりとりを控えたいという一言を添えて出す「終活年賀状」。「終活」という言葉の認知度が高まった影響でこの名前が付いたようです。Twitterでは「縁を切られるみたいで寂しい」という声が多い一方で、「自分もしたい」あるいは「した」という声もあり、賛否両論。高齢になったから、人間関係の整理をしたかったからなど、その理由は様々ですが、年賀状離れの時勢とも相まって、今後広がりをみせそうです。
- 2018.11.12サバティカル休暇
「サバティカル休暇」とは、一定期間以上勤務した社員に対して付与される長期休暇のこと。企業のメリットとしては、長時間労働の是正、育児・介護への配慮、会社への忠誠度の向上などが挙げられます。もともとは欧州で退職対策として始まりましたが、日本で導入する企業が増え始めています。休暇の目的は不問のこの制度ですが、学び直しを目的とする場合、2019年より厚生労働省からの助成金が始まるよう。今後の拡大に期待が高まっています。
- 2018.11.05仮面退社
女性が育児や介護など、周囲にとって納得しやすい理由で退職をする「仮面退社」が話題です。嘘ではないものの建前を述べることで、スムーズな退職を図ることが狙いのよう。背景として、多くの会社で「家庭の問題は女性が解決する」という意識が強いということが挙げられます。一方で、会社側から「仮面となる理由を求められて」という状況もあるそう。今までもあったこの状況ですが、名前がつけられたことで、広まっているようです。
- 2018.10.29平成駆け込み婚
「平成最後の〇〇」が話題になる中、残り半年余りとなった平成の間に挙式をする「駆け込み婚」が注目されています。平成初期生まれの層が結婚を考える年齢を迎えていることや、元々何かにあやかることを好む日本人の気質も影響し、限定のブライダルプランが続々登場。SNSでは「平成の間に結婚したい」という投稿も数多く見られるようになりました。改元後、初年度もお祝いムードにあやかった盛り上がりが予想され、ブライダル市場の熱はしばらく続きそうです。
- 2018.10.15ウェルネス・トラベル
近年、世界的に急成長を続けているウェルネス・トラベル。心身のヘルスケアを目的とした旅行のことで、フィットネスや瞑想等のアクティビティを組み込んだプランに加え、航空機の機内食やコンテンツもウェルネス志向を取り入れ始めています。背景にあるのは、特にミレニアル世代の、心身ともに健康でいたいというニーズとそれに対する投資を惜しまないスタンス。エンタテインメントであった旅行が、健康改善・促進という新たなスタイルを取り入れて進化しています。
- 2018.09.17ブリスボール
砂糖、グルテン、添加物フリーをコンセプトとして、ドライフルーツやナッツなどを使って作られたオーストラリア発祥のボール状のスイーツ。ギルトフリー・スナックの流れを受けて世界で注目され始め、日本でも専門店のオープンをきっかけに認知度が上昇。手作りレシピも広がり始めました。日本ではまだ入手しづらい材料が使用されることが多いものの、罪悪感がなく、健康的な間食の人気を追い風に、どこまで人気が拡大するかに注目が集まります。